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ネルソン提督のティータイム その1 [┣大空祐飛]

「TRAFALGAR/ファンキー・サンシャイン」大劇場公演のお茶会レポートを本日から何回かに分けてしていきたいと思います。
いつものように、祐飛さんの発言は太字、司会の方の発言は緑斜め字、状況報告、私の感想などは( )内細字という形で進めて行きます。
今回、盛り上がり激しく、少々聞き取りづらいところが多くて端折っています。お許しください。

(祐飛さん飴を撒きながら登場。客席大盛り上がり。が、途中、撒く飴が足りなくなり、謝るポーズでまた大騒ぎとなった。)
司会:祐飛さん、ありがとうございました。2回公演お疲れ様でした。
ゆ:お疲れ様でした。
司会:今日は盛大に飴を撒いていただきましたが。
ゆ:最初に配り過ぎて、最後足りなくなっちゃって…。
司会:では会場の皆様に、ご挨拶と、乾杯のご発声をお願いします。
ゆ:乾杯?
司会:乾杯は、みなさまはペットボトルがありますので。
ゆ:はいはい。っていうか、この中、暑くないですか?今の瞬間に、なんか熱気がすごいですけれども。じゃあ、今日は、こんな感じで、熱気ムンムンな感じで、盛り上がって行きたいと思いますけれども、みなさん、ペットボトル開けましたか?まだ?…はい、もう、公演もね、折り返点を過ぎまして、あと半分になりましたけれども、今日は、この熱気で盛り上がって、パワー倍増でみなさんと楽しく過ごしたいと思います。それでは、みなさま、かんぱーい!
(客席、拍手)
ゆ:ありがとうございます。

司会:それでは公演のお話からうかがっていきたいと思います。まず、お久しぶりの金髪ですが、ご自身のご気分は?
ゆ:ご気分は…別に…そうですねぇ…。でも、こんなにずーっと黒だったっていうのもね、珍しい位、ずっと黒髪だったので、なんか染めた瞬間は、すごいなんか、ぐっと明るくなりましたね、気分が。
司会:お芝居で、鬘をつけられて、“自分、いけてる!”みたいな感じでしょうか?
(客席、笑)
ゆ:(笑)ま、いけてないなと思ったらね、舞台には立てないですよねー。ある程度、いけてるようにしなくては…みたいな感じですけれども。
司会:試行錯誤はされたんですか?あの髪型は…。
ゆ:そうですね。試行錯誤というのじゃないんですけれども、今回、鬘の色は、けっこう珍しい色で。普通、普段よく使っている金髪よりも、ものすごい、白に近いというか、ものすごい抜けた…アッシュ系というんですよね、白っぽい金髪で。それだけでは、やっぱりちょっとかぶれないんですけれども。で、普段舞台でなぜ使わないかというと、やっぱり似合うようにうまく作るのが難しいんですよね。舞台のライトとかによっては、飛んでしまうし。そこで、今回は、いろんな…ここに、メッシュで、すごーく細かく、黒とか茶色とかを混ぜて自然な感じにしていただいて、ちょっと新しいイメージでやってみようかな?と思って、作りました。
司会:明日から、その辺も注目ですね。さて今回の役柄は、久しぶりにお子さんがいる役なんですが。
ゆ:そうですね…。久しぶり…でしたっけ?
司会:ラストパーティーの時も…。
ゆ:そうですね、銀ちゃんの時の子は、ま、映画の中の出来事だったということで考えると、ラストパーティー以来なんですかね。
司会:今回も、まるでご自身にお子さんがいらっしゃるかのような、お芝居で、涙、涙の場面ですが、愛月さんとどんなお話をされて演じられているんでしょうか?
ゆ:そうですね、あの、あいちゃん(愛月ひかる)は、まだ下級生ながら、とてもハートのあるお芝居をする男役さんで。で、こんな風にしよう…みたいな具体的な作戦を練るのではなくて、やっぱり、親子の間柄、そこに至るまでの事柄であったりとか、今までの関係であったりとか、今、自分がどう思っているかとか、きっとジョサイアはこう思っていたんじゃないか…そんな話を日々しつつ、作って行ったんですけれども。すごく、息子のジョサイアが、そういうのを敏感にキャッチする子で。久しぶりに“おっ!”という空気を―一緒に芝居していて、“お、これは!”と思わせるものがあって。公演が始まってからも、つい最近もまた、たとえば、「ここ、もう少し、こんな気持ちなんじゃないかな?」という話をしたら、そこから、もひとつぐんと彼女がよくなって…すごいですね、彼女は。
司会:それに引っ張られるように祐飛さんのお芝居も深くなっていくような…。
ゆ:そうですね。そこが、そういう素直になりきれない少年の心というか、男の子の心でぶつかってくると、やっぱり、父上って初めて呼んでくれた時とかに、やっぱりものすごい、ぐぐっと来るんですよね。だから…日々深まっております。
司会:そんなホレイショさんは、奥さんのファニーさんとの間は難しいご関係ですが、お二人の間に何があったのでしょうか。
ゆ:何があったんでしょうねー。でも、たぶん、けっこう不器用な者同士というか、なんか、疲れて帰って来た時に、向こうも、やっぱりずっと寂しくて待っていて、そこで温かく迎えてくれたら、よかったんだけれども、“ずっと留守にして…”とか、“もっと私に優しくして!”みたいな感じの、すれ違いみたいなのがきっとあったんじゃないかな?と思いますけれども。でも、きっと、最初はね、ホレイショが、かなり好きでアタックしたんじゃないかなーと。けっこうそういう人だったらしいので。すぐ惚れる、すぐアタックするタイプ…。
(客席、笑)
司会:真っ直ぐな方だった…
ゆ:真っ直ぐな方ですからね。綺麗ですしね。綺麗な人に弱かったみたいで。まだ、なんでしょうね、奥様を大切にするよりも、仕事を選んじゃう時期だったんでしょうね。
司会:全国の祐飛さんファンの奥様方より、そのような質問が…。
(客席、笑)
ゆ:申し訳ないと思ってます、ファニーには。
司会:そんなファニー役の花影さん、今回で退団なのですが、何か、エピソードはありますか?
ゆ:そうですね。アリス(花影)もすごくハートを大切にしている子なので、舞台上でものすごく夫婦の会話、たくさんあるわけではないので、その辺を作り込んでいくのが、お互い難しかった部分もあると思うんですけれども。でもなんか、お稽古場でね、ある日、“忘れられない人”のナンバーを4人で歌うところありますよね。最後に、ファニーと向かい合って、すれ違って、“苦しめててすまない”みたいなこと言うんですけれども、向い合った時に、目にいっぱい涙がたまっている日があったんですよ。その時に、もう、あー、ほんとに申し訳ないなーと。
(客席、爆笑)
ゆ:こんな綺麗な奥さんなのに。よくね、舞台で会うたんびに思うんですよ。こんな綺麗な奥さんなのに、なんでだろう?って思ったら…。舞台稽古で2回、私は、“♪なぜロンドンに~”って歌い出すのを忘れたんですけれども。あの…海軍省にファニーが入って来た時に、なんか、こうボーッと見てしまって。なんでこの奥さんを…と考えてたら、もう、歌い出しで…音楽の先生に、“歌うのになんか支障があるかな?”と聞かれて、“支障は…ないです”と。ちょっと問題があるとしたら、ファニーが綺麗だったこと…
(客席、大爆笑)
ゆ:つい、ポーッと見とれちゃうんですけれども、はい。申し訳ないですね。
司会:今、出てきました“忘れられない人”の場面は、2階席から見ると、ライトがとても美しくて、登場人物の心情を表しているように感じましたが。
ゆ:2階席から見たことがないので…
(客席、爆笑)
ゆ:知らなかったです。そうなんですか。
司会:そういった見どころもある2階席、CSでもお話しでしたが、最後の場面のユニオンジャックのところが…。
ゆ:あー、そうですね。あの辺は、2階席からぜひ見ていただきたいと思うんですけれども、あの波の精たちが、布を使って、あれを作るのが、ものすごいやっぱり大変で、私は、“匠の技”と呼んでいるんですけれども。新人公演のね、お稽古場を見に来て、その場面をやっているところとかを見たんですけども、やっぱり相当、並大抵のことではできないんですね、波だけに。
(客席、笑)
ゆ:それで、私も、やっぱりそこはこだわりのところなので、じゃあ、ここの係の人と、ここの係の人が本公演の人と代わって、ちょっとやってみてほしいって言って、私、前から見てみたんですけど。いやいや、すごいわ!みたいな。この…私の歩く縦の波を作っている方たち、ものすごい技を使ってるんですね。やっぱり美しく、綺麗に平たく十字になるのは、すごい難しいことで、そこに斜めにかかってくる、私にかぶってくる波たちも、私に合わせてうまーく…あれは全員の力が集結した場面で、ぜひともね、あらゆるところから見ていただきたいところです。
司会:これでみなさんのご観劇回数が増えそうですね。さて、今回も祐飛さんには、たくさんの仲間たちがいるのですが、そちらのエピソードはありますか?
ゆ:そうですね。楽しいことというか、これはけっこう誇らしいことなんですけれども、なんか、最後のシーン、盆が回って来て、あれは、フランスの船からイギリスの船に、盆が回ったら変わるようになってるんですけれども。最後、トラファルガーの海戦に向かうシーンね…回ってくるまでって、ああいうのって、なんにも芝居って、ついてないんですよ。で、自由に自分達で埋めるんですけれども、やっぱり下級生とかも多くて…。でもそれを、ほかの場面とか細かいところとか一緒に稽古してたんですけれども、全場面、一緒にやる時間もなく…でも、だんだん、その、なんか、一緒に稽古をしていく過程で、まず私の副官であるトマス(悠未ひろ)が、やっぱりすごい熱い男なので責任感に目覚め、で、その下の鳳翔(大)と七海(ひろき)―だいちゃんとかいちゃん―も、進んでいくにしたがって、下級生の子たちを纏めてくれたんですよね。こんな風にしようよ、みたいなことで。いつもだったら、私が、ここ埋まってないから、もっとこうした方がいいんじゃないか、とか言うんですけれども、言う前に、どんどん先にトマスたちが、率先してイギリス軍を育てるような感じね。そしてある日出て行ったら、もうみんなが“面舵いっぱーい”みたいになっていて、どうした!キャプテン・ハーディー、いいじゃないか!みたいな。でも、そういうなんか、それが、普段の私達にも繋がっているし、役にも繋がっていくみたいなことをみんなが言ってくれて、自分達が段階を踏んで、こう、下に教えて行って、キャプテンについていく、みたいな気持ちが、普段と役が繋がるんですみたいなことを言ってくれて、それでみんながぐっと纏まった時があって、なんかそういうの、すごく嬉しかったですね。

お芝居の話が終わったところで、次回に続きます。


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