月組公演雑感と祐飛さんラジオ

観劇の雑感を少し。

お芝居の劇中、ミミを恋する男たちが、それぞれ歌う、「恋の秘密」という歌。
ミミは、ギスターブ（霧矢大夢）にはハミングで和し、ジョルジュ（大空祐飛）には勝手に歌わせる。そして、アルマンド（瀬奈じゅん）とはデュエットする。
たぶん、ミミの思いは、この温度差の通り、アルマンド本命、ギスターブキープ、ジョルジュ対象外なのだろう。
ところで、ミュージカルの場合、歌とは、セリフの延長と捉えられている。
いきなり歌い出したら、それはその歌詞がセリフとして相手に届いたと、観客は解釈する。
この芝居、そうではないらしい。
届いていたら、ミミは３人の男性から愛されていることに気づいたはずだ。
突然歌い出す３人の男。ミミは、それを微笑ましく眺めたり、一緒に歌ったりしていただけ、らしい。
すごいな、植田先生、ミュージカルの新しい手法だ。
心の思い（モノローグ）を歌にする…か。
これなら、心情を録音で流すやり方（柴田流）より、ずっと歌劇らしい。
そうだとしても、「キミは本当に可愛いね」まで言われて、恋心に気づかないのは言い訳にはならないが。
あ…ミミ…「誰からも愛されたことがない」けど、可愛い自覚はあったのかっ

今回の公演、プロローグは芝居もショーも帽子をかぶっていた。
で、たまたま２階席から見ると、帽子をかぶった状態でも、祐飛さんは、相変わらず顔がはっきりと見える。顔が見えたのは、銀橋全体を見ても、２人くらいしかいなかったな。
「心外だなぁ」
と、また言われるかもしれないが、ファンには嬉しい。

そうそう、お茶会から戻って、慌てて聞いた、「ビバ！タカラジェンヌ」
ショーでは、踊りまくっていると。特に「アイ・ワナ・ダンス」では、全編を通して舞台に居続けて踊り続けているのが自分だけなので、とても大変だと、そんな話をされていた。
それで、今年の抱負は？と聞かれて、お茶会の回答とまったく同じことを答えていて、目標を決めてしまうのが本当にイヤなんだな～と、思った。
前回ゲスト出雲綾さんからのメッセージに答えて、クリスマスプレゼントを買いに行った話も。出雲さんと一緒に、クリスマスのプレゼント交換会の品物を買いに行ったらしく、新しい組長さんに早くも馴染んでいらっしゃる模様。まあ、楽屋が一緒の部屋だし、公演が始まった今ではすっかり仲良しになっているのだろうが。
その時に、（月組カラーの）黄色いパワーストーンのブレスレットを出雲さんにプレゼントしたんだとか。お店の商品券があったので、それを使って…とか、そんな秘話も。
次のゲスト、きりやんへは、「今日は私たちはラッキーデーではありませんでした」というメッセージを。その次のゲスト、みっぽー（美鳳あや）へは、みっぽーちゃんのダンスが大好きだ、と告白されてました。
※ラッキーデーというのは、その後聞いた話だと、ショーのオープニングで祐飛さんときりやんの手がパシーンっと当たる時は、ラッキーデーだね！と二人で決めているらしい。でも意識するとできないらしい。
ちょうどラジオをつけた時には、音楽がかかっていて、それが祐飛さんのリクエスト曲だった。曲はミスチルの「しるし」。チューニングしている時に、「しるし」が流れてて、あー、これ祐飛さんのリクエストに違いない！と思って聴いてたらやっぱり！でした。

【去年の今日】
麻布十番神社へ初詣に。
勤務先が遠くなってしまったので、今年は行っていない。
今度、銀行に行くついでに、行ってみようかな？