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「散り椿」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

航海中の映画「散り椿」を見た。


享保年間の物語なので、吉宗の時代ってことですね。
映画は、富山県・長野県・滋賀県などでロケを行い、彦根城で西島秀俊さんの撮影があったよ~なんていう情報を仕入れたこともあり、興味津々で早めの鑑賞となった。


ま、ぶっちゃけ、ここの風景は出てこなかったんですけどね、おそらく。


彦根城ー6.jpg


ただ、彦根城かも[exclamation&question]という風景は、いくつか見えたような気がしました。


ま、それはともかく、オールスターキャストな映画で、そういう意味では、飽きさせない映画でした。(褒めて…る[exclamation&question]
架空の藩、扇野藩を舞台に物語は展開するが、最初は、京から始まる。藩の不正を告発した瓜生新兵衛(岡田准一)は、それが認められずに妻と共に藩を出た。その時、告発されたのは、親友・榊原采女(西島秀俊)の養父で、その後、謎の死を遂げている。
瓜生の妻、篠(麻生久美子)は病を得、自分が死んだら、藩に戻って采女を助けてほしいと頼む。実は、篠は、采女と結婚する予定だったが、采女の養母(富司純子)から認められず、その後、新兵衛と結婚したのだった。
帰郷した新兵衛は、妻の妹、里美(黒木華)、弟、藤吾(池松壮亮)と一緒に暮らし始める。妻の兄であった坂下源之進(駿河太郎)は、一連の不祥事の責任を取って切腹していた。里美と藤吾は、新兵衛に対して、大切な姉の配偶者だった人というだけでない、複雑な感情を抱いている。
新兵衛、采女、源之進と共に平山道場四天王と呼ばれた篠原三右衛門(緒形直人)は、馬廻組頭。その娘、美鈴(芳根京子)は、藤吾と恋仲である。
おりしも、江戸から藩主・千賀谷政家(渡辺大)が三年ぶりに帰国することになり、家老の石田玄蕃(奥田瑛二)や、御用達の和紙問屋、田中屋(石橋蓮司)などの動きが慌ただしい。
そして、采女の養父が殺害された事件と、現在を結ぶ大きな罠が、新兵衛に迫る…


ってな感じの物語。柳楽優弥や、新井浩文も重要な役どころで出演。しかし…新井さんのラストシーンは、カッコ悪い終わり方であった。それもまたリアル…でも、せめて岡田くんにやられてほしかったよ…あんな姿なら。


ちなみにタイトルとなった散り椿、花がボコっと落ちることから、椿は武士には嫌われる花のようですが、花びらが散るタイプの椿があるそうで。京都の地蔵院というところが名所とのこと。
実は、この散り椿というのは、朝鮮半島から、あの加藤清正が持ち帰って、豊臣秀吉に献上したものだそうです。
だから、新井さんがこの映画に出る意味はあったんだよ、と思うことにします。


ちなみに、タイトルバックやエンドロールの出演者、スタッフ名は、そのほとんどが本人の直筆を使っている。原作者のところも、昨年末に亡くなった葉室麟さんのサイン。(この映画は葉室さんに捧げられていました。)
面白い試みだなとは思ったものの、日本映画なので、やはり、手書きなら達筆じゃないと微妙だぞ[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


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