「その2」はこちらです。


えーと、前回は、リクエストコーナーまででしたね。
「ルパン三世」のあと、突然、「新曲です」#59120;
このライブのために、2曲、新曲が作られ、まず、「千の一夜」(作詞:獅堂ライチ/作曲:竹内大輔)がここで披露された。いやー、これ、好きなヤツです#59116;やや観念的な歌詞は「花鳥燈華」の系列だと思うけど、これをフュージョンっぽいアレンジで、ガンガン聴かせてくれる。
ノリノリで歌いまくったゆうひさん、大阪では、「たのしー#59117;」って口走ったのよね。それがもう、こっちも楽しくなってしまう感じで、本当に幸せな気分になった。


で、ここで、リクエストコーナーに戻る。自由だな。
中島みゆきの曲も多くリクエストされていたようで、今回は、「ファイト!」を歌ってくれた。語り部分があるので、念のため#59139;歌詞カードも用意され…。(毎回、正装の男性がうやうやしく譜面台を設置してくれるのが、なんか面白かった#59120;)
いやー、重い…#59142;#59142;#59142;
この曲がどういう経緯で作られたかは、知らない。でも、さまざまな人の人生の一部が一人称で切り取られているので、ラジオのリクエスト葉書(みゆきさんは長い間パーソナリティーをなさってるし)なんかに触発されたのかな…とか思う。
その短い数行の人生が、ゆうひさんによって、全部、その場に再現される。
それがゆうひさん自身の身に起こったことであるかのように、誤解してしまうほど、真に迫っていて。
いや、まじ、重い#59136;#59136;#59136;
この重さをライブに突っ込んでくるのが、ゆうひさんらしい…と思うし、その重い空気を次の曲で緩和するセトリも良かったと思う。


というわけで、オリジナルCDより「いつかの歌のように」。
これは、シャンソンの舞台でも歌ったことがあるナンバーで、ちょっとやさしめのシャンソンのような味わい。
でも、歌詞は、よーく聴くと、カフェでナンパしてるよね、ゆうひさん(笑)
なんか、絶対断れない雰囲気で迫っている気がして、ビビりながら聴いています#59134;


ラストソングは、新曲「梅雨ノハレマ」(作詞:獅堂ライチ/作曲:後藤郁夫)。
こちらの曲は、本当に梅雨の晴れ間のような雰囲気のある曲。
なんとなーくですが、青木朝子先生が作ってくれた、「SORA」を思い出すような雰囲気の曲です。梅雨の晴れ間だから、青空ですもんね。
この、「梅雨ノハレマ」、先ほどの、「千の一夜」とカップリングで発売されるとのこと。このステージとは、まったく違うアレンジになるらしいとの情報もありますので、皆さん、ぜひ買いましょう#59120;
(たぶん、エイベックスが通販してくれるはず。)


ここで、ゆうひさんが一度退場し、予定調和のアンコールで登場すると、いきなり、ピアノの前に座る。
(ピアノの河内さんは、キーボード前に移動)
なんと、ゆうひさん、ピアノ弾き語りで、「一つの光」を歌ってくれた。「La Vie」の音楽監督をやってくれた和田俊輔さんに書いてもらったオリジナル曲。最近は歌っていなかったけど、ちゃんと大事に使ってくれていて、嬉しい。ピアノの弾き語りは、以前やったギターより、ずっと安心して聴けたような気がする。
ここでもう一度、バンドメンバーを紹介し、1曲で終わらず、最後に「500マイル(500マイルも離れて)」を歌ってくれた。日本語歌詞は忌野清志郎さんなんだそうですね、これ。ステキだった#59130;
わりと、ライブの最後の曲(アンコール)、こういうフォークテイストの曲(「500マイル」はピーター・ポール&マリーの曲)が多いなぁ~という印象がある。
ちょっとゆるい雰囲気で、やわらかい表情のゆうひさんが、幸せそうで、よかった~#59117;


東京公演は、初日がゆうひさんのバースデーに当たったため、アンコールの中で、サプライズのバースデーソング演奏があり、ハッピーバースデーを歌ってお祝い#59116;
特に練習しなくても、一丸となって歌える私達、すごい…#59142;#59142;#59142;
(初回はお花のお渡し、2回目はバースデーケーキが登場)
大阪の大千秋楽では、アンコールが終わった後も拍手がなりやまず、ゆうひさんだけが、再度ステージに現れてご挨拶#59138;でも、本当に素敵なライブだったもの、拍手止まらなくてもしょうがない。


これからも、こんなふうに歌い続けてくれるそうなので、また次の機会を楽しみにしたいと思う。