不定期開催の「表現者ノマド」、まさかの10回目が開催された。
ここまで続くとは…スタッフさんの粘り強さに感動します#59117;(たぶん、講師の方、とっても難しいと思うんですよね、いろんな意味で…)
ここしばらく、年1回程度の開催だったが、10月は、ゆうひさんのお仕事のない月ということもあって、5ヶ月ぶり(たしか前回もお仕事のない月…と油断していた時だった…)の開催。もはや、1ヶ月まるまるお休みする気持ちはないのでしょう…(悟り)#59130;


今回は、ゲストが宝塚歌劇団の衣装デザイナー・有村淳先生ということで、工学院大学の階段教室がいっぱいになる大盛況。有村先生は、めったに人前に出ない方として有名なので、どんなお話が聴けるか、ワクワクしていたのは、ゆうひさんファンだけではないだろう。
しかし#59140;
今回の「表現者ノマド」については、レポ禁なのです。
開始前と終了後に朝日カルチャーのスタッフさんから告知があったので、劇団のスタッフワークについては、色々タブーがあるのかもしれない…と感じた。もちろん、宝塚の裏側に潜入というテレビ企画もあるので、すべてがアウトではないのだろうが、劇団側がチェックできない状況で語られた内容が、SNSなどを通して世界発信されるのは、劇団の望むところではないのかもしれない。
感想は大いに書いてくださいとも言われたので、有村先生とゆうひさんのお話の「内容」みたいな部分に触れないように、感想を書いてみたいと思う。


ゆうひさんは、おだんごヘアで前髪は下ろしてました。花島先生がまだ残っているのか、めっちゃ、若い#59127;お肌ツルツルでした#59130;
黒いベロアのワンピにぺたんこ靴、と全身黒の装い。でも、顔がツルンと可愛いから、キツめの印象にならず、可愛い印象#59116;


というわけで、今回のゲストは、宝塚歌劇団有村淳さま#59116;
宝塚ファンには、超おなじみ。耽美な衣装で絶大な信頼を寄せられているものの、メディアに出てこない謎のデザイナー。あ、もしかして、そのルックスについて記載するのも、劇団的にアウトなのかしら#59139;
(終了後、朝日カルチャーとゆうひさんのツイッターで、先生の画像が公開されているので、まさか…とは思いますが、念のためスルーしておきます。)


プロフィールもアウトなのかな#59139;と疑心暗鬼になりながら、自分の備忘のため、ちょっとだけ。
婦人服のデザイナーを経て、縁あって宝塚歌劇団に入団し、1993年雪組公演『TAKE OFF!』で、デビュー。現在は、劇団内外の様々な作品で衣装デザイナー・プランナーとして活躍中。


有村さんのデザインした在団当時のゆうひさんの衣装も展示されていて、もちろん撮影NGなのだけど、近くで見ることはできます#59138;とのことだったので、終了後は、じっくりと観察。
どうしても、公演中は本人が歌ったり踊ったりしているので、衣装の細かい部分まで見られないが、細部まで拘りに満ちた衣装を見て、有村さんの出演者への、そして舞台衣装という存在への愛情をひしひしと感じた。素材の組み合わせや、デザインの細部に、「挑戦」が感じられて、毎回戦っておられるのだな~ということも実感できた。


帰りは、いつもの友人たちと、飲む。



鳥取県のお酒みたいなのですが、どれも美味しかったです#59116;
ゆうひさんに関係ないやん…とお思いでしょうが、ゆうひさんのあの可愛さは、妖怪級です#59140;


有村先生だったからか、ゆうひさんの口から、二度も植田景子先生の話が聞けたのが面白かった。
こだわりの強い、ゆうひさんと有村先生ゆえに「クラシコ・イタリアーノ」は、色々あったそうですが、その中で、「有村くんとゆうひの戦いは忘れない」と、言いながら眺めている景子先生の浮世離れっぷりが、今に繋がっているんだろうな~と。
ちなみに、景子先生の著書「Can you Dream?」で、「THE LAST PARTY」の時の仮縫いが5時間だったと書かれたのは、「盛っている」そうです。(たぶん4時間半程度だったのでしょう#59120;)
⇒私の記憶が確かであれば、「クラシコ…」の時に、衣装のことで色々やり取りがあって、結局「私が着こなせばいいんでしょう#59138;」と啖呵を切った話は、一般にも知れ渡っているハズ。また、景子先生の著書については、発売されているものなので、書いても問題ないでしょう…と思いました。





Can you Dream?



  • 作者: 植田 景子

  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ

  • 発売日: 2010/05/26

  • メディア: 単行本