三鷹市に太宰治のリーディングを聴きに行った帰り、すぐ近くに太宰のお墓があると聞いて、寄ってみることにした。


八幡大神社(これがものすごく大きい)の隣にある、「禅林寺」の墓地に太宰の墓はあった。



墓地の入口に、しっかり説明書きがある。
なんと、森鷗外のお墓もあるのだ#59138;



6月19日の桜桃忌には、“太宰治”の名前のところにサクランボが詰め込まれていたりするそうだが、7月半ばには、沈静化していた。でも、お詣りされる方は引きも切らず…というところかな。



斜め向かいに森鷗外のお墓。本名の“森林太郎”名義のお墓になっている。
遺言に「余ハ石見人 森 林太郎トシテ死セント欲ス… 墓ハ 森 林太郎墓ノ外一字モホル可ラス」と書かれていたため、鷗外の名はない。



禅林寺、すごく整備されてるお寺…という印象でした。



こちらが山門。



太宰が住んでいた三鷹市には、このような施設もあって、(太宰の短編「十二月八日」にも登場する伊勢元商店の跡地)街をあげて太宰の文学を愛しているんだな…と感じた。
ゆかりの地をゆっくり回ってみたいと思う一日だった。