五稜郭に行った後、ホテルをチェックアウトし、荷物を持って今回最後の訪問地、志苔館に向かいました。箱館駅からバスの旅。しかも、続百名城なので、知名度も若干少なめ…行き方が分からず、バスを降りてからしばらく右往左往してしまいました。
その後、アイヌの蜂起により、道内各地の館が次々と落とされていったようです。
志苔館の主、小林氏はコシャマインの戦いで亡くなったとか。
ここでは、コシャマインの戦いで亡くなった、小林氏一族のほか、和人殉難御霊、阿伊努(アイヌ)悵魂御霊双方を同一座で祀っているとのこと。(石崎地主海神社様)
逃れてきた南朝武士と、この地に住むアイヌの間で、どのような諍いがあったのか、知る由もないが、どちらも一緒に祀られていることに、少しだけ心が慰められる。
すぐ近くまで海が迫っていて、風が強いけれど、不思議に落ち着く場所だった。
正面が建物のあった部分らしい。
あまりにも荒涼としているので、30分くらいしか滞在できなかった。
で、ここから函館空港に徒歩で行けるはず…という今回の旅最大の冒険に出ることに。
地図上、ここは繋がっている(たぶんトンネル)という場所があり、問題は、ここを徒歩で通れるかどうか。通れないと信じられない遠回りをすることになる。
まずは、地図を見てみましょう。
この、赤い楕円で囲んだ、いかにもトンネルらしき部分、本当にトンネルでした#59120;
問題は、このトンネルに歩道が存在しているか、ですが、存在してました#59140;
けっこう長い距離でしたが、無事、函館空港に到着#59116;
お土産を買って、搭乗前にビールで乾杯して、機上の人になりました。
一緒に旅をしてくれた友人には感謝でいっぱい。たくさんの城と桜の思いでができました。