刀剣乱舞ファンの皆様は、よくご存じのことと思うが、今年、足利市市政100周年を祝い、様々なイベントが実施される中、“山姥切国広”が5年ぶりに公開されている。友人が抽選を当ててくれたので、我が初期刀(はじまりの一振り)に会いに行ってきたわけですが、足利市といえば、百名城でおなじみ、「足利氏館」もあるはす#59140;と、いそいそと、行ってきました(笑)


昨年末に行った武田氏館と同じように、現在は、鑁阿寺(ばんなじ)というお寺になっていました。(武田氏館は神社でしたが。)
「史跡 足利氏宅址」と書かれていますね。
すごく立派な境内でした。


この石碑と寺門の間に、川というか堀があり、ここが城だということを思い出させてくれる。
鯉がめちゃくちゃでかい#59140;


1197年の創建とのことで、800年以上の歴史あるお寺のようです。(得度した足利義兼が邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとのこと。)


年代を感じさせる門を抜けると、広大な境内が全容を現す。
本堂・鐘楼・一切経堂が国の重要文化財に指定されている。


一度落雷により焼失した後、禅宗様式に改修されているそうだけど、寺としては、真言宗大日派の本山となっている。


ということで、弘法様の銅像も。


私事ですが、うちの宗派も真言宗で、家紋が足利氏と同じなので、なんだか他人のような気がしません。


幟に書かれているのは、「南無大師遍照金剛」。真言宗のお葬式では、念仏としてこれを唱えるんだとか。


ここ、足利市のイメージキャラクターは、「たかうじくん」という名前で、それはもちろん、室町幕府初代将軍、足利尊氏がモデルになっているのだけど、尊氏が、ここ足利の地で生まれたかどうかは、疑問が残る。
尊氏の父である足利貞氏が、鑁阿寺本堂を禅宗様式に改修した記録は残っているので、まあ、可能性はゼロではない…ということで、よしとしますかね。


こちらが、その本堂。
本堂では、百名城のスタンプも押せるし、御城印も購入できるが、御城印が500円だった#59142;
しかも、サイズが微妙に大きくて、御城印帳に入らなかった…#59123;御城印は、御朱印と違って、全国一律のサイズの紙で、一律300円(スペシャル版などは高額販売可)と決まっていたはずなんだけどな…ま、城じゃなくて寺だからな…後城印出してくれてるだけ、有難いと思わないといけないのかも。


山姥切国広や、その他の足利観光記録は、別記事で記載します。