函館2日目は、もちろん、五稜郭#59140;オープンと同時に五稜郭タワーへ。
(端がちょっと切れてますけど…)
逆光だったので、色味の加工をしております。
日米和親条約によって箱館港が開港したことに伴い、箱館奉行所を設置したものの、地理的に防御に適さなかったことから、箱館湾内から仮に砲撃されても届かない位置に、防御に強い土塁を作って、その中に奉行所を置くことになったーそれが、ここ、五稜郭。五角形の稜堡となったのは、箱館に入港したフランスの軍艦の副館長の指導を受け、箱館奉行所の武田斐三郎の設計によるもの。
桜+兼さん#59116;
似合いすぎる#59140;
さて、大政奉還の後、箱館奉行所は、新政府の箱館府として使用されていたが、半年後に榎本武揚率いる旧幕府軍の攻撃を受け、箱館知事が逃走。無人の五稜郭は、旧幕府軍に占領された。
こうして本格的に箱館戦争が始まったが、新政府軍は、各地に大砲を並べて五稜郭を攻撃、奉行所にも命中するなどする中、とうとう幕府軍は降伏することとなった。
ここまでずっと桜を追いかけてきたのは、ここで、この桜に出合うためだったのかもしれない…と、ムネアツになりました#59117;
ちなみに、「刀剣乱舞」関係なく、昔から榎本武揚ファンだったもので、そういう意味でも、ここに来れたのは嬉しかったです。
隕石を材料に「流星刀」を鍛刀させたことでも知られているので、いずれ、流星刀が顕現することになった暁には、榎本さんっぽいキャラになるのではないか…と期待しております。
とはいえ、世間的には、土方歳三様人気がすごいので、1階ロビーにも土方さんの像がありました。
桜が映える晴天でした。
独立した稜堡なので、橋が架かっているのは3か所だけ。そのひとつを渡って、中へ入っていきます。わくわく#59117;
今まで見たことがない、圧倒的な桜でした#59128;
あ、ちなみに、オンラインゲーム「刀剣乱舞」をご存じない方へ。和泉守兼定(刀剣男士)の足元にいるのは、「こんのすけ」です。ゲームのナビゲーターみたいな存在です。なんか、撮影時に呼び出してしまったみたいです。
五稜郭のほぼ中央に箱館奉行所があります。ここは、その門に当たる部分です。ここからまだまだ桜の洗礼を受けないと、箱館奉行所に到達しません。
直線的に奉行所に行くのは無理でしたね。桜に誘われふらふらしながら、時の経つのも忘れて、光景に浸っていました。
ホンモノは箱館戦争の折に砲撃を受け、敵の砲撃の的になっている(中央に突き出している太鼓櫓がかっこうの標的になっていた…#59140;)ことを察知した味方の手によって破壊されたとのこと。
現在の建物は、平成22(2010)年に復元されたもの。
あまりにも桜の洪水だったので、ちょっとホッとしてしまいました。
いったい誰がこれだけの桜を植えたのか、1600本ほど桜の木があるそうです。
城好きとしては、桜に惑わされない季節にもう一度訪れたいな…という気持ちにもなっています。
五稜郭の稜堡の外側(タワーの下の辺りなど)は、この時期だけ、コンロの使用がOKになっているそうで、なぜそんなにコンロが重要なんだろうと思っていたら、皆さん、桜の下でジンギスカンを召し上がっていました。
箱館では、桜とジンギスカンなんですね#59025;