鳥取に一泊し、翌朝、一路津山へ。


鳥取から津山(岡山県)に行くには、けっこう綱渡り的な乗換を行って2時間ほどの道のり。そうじゃないと4時間くらいかかったり…#59142;(電車の本数が極端に少ないのです。車だとさくさく行けそうな感じでした。)


津山も快晴#58942;
そんな津山市は、B'zの稲葉さんの出身地なのだそうです。駅前にでかい看板#59116;


帰りは岡山駅まで行って新幹線の予定だったのですが、こちらも乘れる列車が限られているため、城まで徒歩15分とのことでしたが、時間短縮を狙ってタクシー利用。
まさかの「津山城」が通じなくて驚きました…#59136;#59136;#59136;


実際、お城に行ってみれば、無人ということもなく、おそらく駅から近いので、皆さん歩かれるのでしょう#59120;


津山城は、森忠政が1604年に起工し13年の歳月をかけて築いた輪郭式の平山城。森忠政は、かの森蘭丸の弟。忠政自身は、豊臣秀吉、後に徳川家康に仕えている。


江戸初期の城ということで、まだまだ、防護機能重視の築城となっていて、クランクの多い城でした。
そして、常に階段を昇っていたような…#59142;


明治の廃城玲により、天守・櫓などが破却され、再建された備中櫓以外、これといった建物もないが、石垣は、しっかりと往時の面影を残してくれている。


この辺なんか、クランクというか、虎口の連続な雰囲気が伝わるのではないだろうか#59139;


逆に、これはギャグなの#59139;と驚いたのが、天守台にある「愛の奇石」。


一応、ハート型という売りで、この奇石に触れたカップルは恋が成就すると言われているんだそうです…てか、誰が言ってるんだよ#59139;
本当に、ハートと言っていいのか#59139;(中央のちょっと黒っぽい石のことです#59138;)


こちらが、再建された備中櫓です。一応、中を見学することもできます。(百名城のスタンプはここで押します。)


この石垣は、急な勾配が美しいと思って撮影してみました#59116;


隅石のライン(ややカーブしている)が完璧に美しい…#59117;


滞在時間が限られているので、やや駆け足で移動することになりました。詳細は、いつか、写真帳にアップしたいと思います。


そんな津山は、高瀬舟という小さな舟で、吉井川を行き来し、瀬戸内と交易をしていたようです。
その吉井川に「ごんご」と呼ばれる河童がいて、古くから親しまれていたそうです。
そんなわけで、マンホールの蓋も河童#59138;


こちらは、ごんごの彫刻。
可愛いですね#59128;


ごんごの奥さん#59139;


…と、次々に現れる彫刻に、勝手に盛り上がり、写真を撮り続ける私。
実は、刻一刻と、帰りの出発時刻が迫っていて、行きはタクシーだったので、駅までの距離感がまったく分かっていないというのに、大胆な私#59142;


まあ、これも旅の醍醐味と言いますか…けっこう嫌いじゃないです。
(たしか、人吉城の時に、乗りたかった列車に乗りそこない、駅員さんに「どうしたら熊本に帰れますか#59139;」と半泣きで聞いた、迷惑なオバサンが私です#59136;#59136;#59136;)


こちらはお子さん#59139;


いや…これは、カエルじゃないかっ#59142;
親戚か#59139;


なんてアホなことを考えながら歩いていると、もう、駅に着いていました。


こちらは、津山藩の英雄、箕作阮甫(みつくり・げんぽ)。津山藩医で、幕末、ペリー来航時にアメリカ合衆国大統領の国書を翻訳するなど、外交交渉に活躍した人物のようです。


実はこの時点(13時過ぎ)で、まだお昼ご飯を食べていなくて、でも、駅弁とかもなさそうだし…と、駅前のコンビニで、とりあえず、ゆで卵を買った。
乗換の岡山駅で、絶対に駅弁を買ってやる#59140;と固い決意をしながら…


SLも展示されていました。
コンパクトサイズだけど、コンビニ、タクシー乗り場、綺麗なトイレ、待合所、コインロッカー…と、必要なものが、しっかり備わっている理想的な駅前広場だな~と感じました。


消火栓は、分かりやすい絵柄でした。花は、津山市の花である桜の花のようですね。


(乗換の岡山駅で、ちゃんと駅弁を買い、15時近くでしたが、がっつりいただきました#59116;)