別府で迎えた朝、再び温泉を楽しんでからチェックアウト、別府駅に向かった。
連休最終日は、博多座の宝塚花組公演を観劇する。それまで少し時間があるので、別府から大分まで行き、もうひとつお城を見ることにした。
JR大分駅から徒歩15分のところにある平城、大分府内城に行ってきた。
この大分府内城は、福原直高により築城が始められ、江戸時代に竹中重利により完成したと言われる城。竹中重利は、竹中重治(半兵衛)の甥…なのかな#59139;とにかく親戚らしいです。
また、この城の別名は、白雉(はくち)城とのことで、これもこれから観劇する「あかねさす紫の花」に重なる。宝塚ファンはぜひとも訪れてほしいかも。
こちらは西南隅の二重櫓。駅から歩いていくと、まずこの櫓が見えてくる。
私的には、まずここでテンションが上がる。
少し歩くと、大手門がある。その手前側に、水門…ではないが、濠が広くなっているところがある。
この城は、「荷落(におろし)」と呼ばれていた河畔に築城され、竹中重利の時代には、城のすぐ近くに船着き場があったらしい。
ここで、やった城到着#59138;と、テンションがMAXになったものの…門しかなかった…#59142;#59142;#59142;#59142;
中はなんと、広場になっていた。
あとで調べると、以前はここに、大分文化会館があったらしい。
櫓門を入ったら、コンサート会場…という武道館的な設定だったのね。(←武道館をコンサート会場とか言う人…#59143;)
ちょうどGWということもあって、天気は悪かったが、中ではイベントが行われていた。
中に入ると、MCのおねえさんの声が楽し気に聞こえてきて、でも、まだ時間が早かったからか、露店もまばらで、訪れる人も少なく…なんともシュールな世界が展開していた。
天守閣の骨組とゴリラの遊具のコラボ…#59134;#59134;#59134;
本当に、入ってきてよかったのだろうか…てか、スタンプ押したところで、回れ右するべきだったのだろうか。
骨組だけの天守には登れないので、天守台の方に登ることにした。
けっこう、急な石段(いや、段ですらなかった…)を登って、天守台に登る。
天守台の石垣は、隅石の算木積はハッキリしているが、その他の石は、野面積。
しかし、登ってみれば、高いところはやっぱり楽しい。
(少なくとも、来年の3月まではライトアップしているらしい。)
この府内城で38番目の百名城なので、天守台も色々登ったが、この天守台、なかなか立派なものだった。かつては、四層の天守が建っていたそうだが、この大きさなら、それくらいの規模の天守が建っていても不思議ではない。
詳細は、写真帳の方にいつかアップするつもりだが…いつになることやら。微妙に雨模様だったので、天守台を降り、バスで大分駅に戻った。
博多行きの特急まで時間があったので、マッサージなどして体調を整え、最終地、博多に向かった。今年のGWも大変充実していた…が、一人旅の限界も感じてしまった。来年は、誰か一緒に旅してください#59127;