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「エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラコンサート」ゆうひさん楽 [┣大空ゆうひ]

「エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラコンサート」25アニヴァーサリー版、ゆうひさんが出演する最後の回となる、26日夜公演、観劇してきました[exclamation×2]緊急事態宣言が出て、会場のヒカリエ自体は休業しているのに、シアターオーブだけが営業している…という異常事態。でも、幕が開けば、そこは、ただ、ひたすらにエリザベートの世界。


この日の冒頭のルキーニは、霧矢大夢。ショーアップされた空気を最初からまとっている。
蘇った死者たちは、フランツ=初風緑、ルドルフ=朝海ひかる、子ルドルフ=初嶺まよ、ゾフィー=出雲綾、マックス=越乃リュウ、ルドヴィカ=愛純もえり、エルマー=麻尋えりか
ここまででも、W以上のキャストは全員、17日のキャストと違っていて、アニヴァーサリーしか観ていない観客(私のような…)も楽しめる設計になっていることがわかる。
トート閣下は、この日の全員だけど、メンバーは少ない(麻路さき、姿月あさと、彩輝なお)。三人でも、超豪華です[ぴかぴか(新しい)]
最初に登場するシシィは、蘭乃はな。梅芸の初日と同じ、蘭乃越乃の父子。らんちゃんが、組子になった時から、ずっと見守ってくれた大先輩だし、ナホ氏が管理職になる道程を見守ってくれた組子でもあるんだな…などと懐かしく思い出す。なにより、ハリラバを見守ってくれた二人であるし。
らんちゃんは、家庭教師(菜那くらら)をコチョコチョするいたずらを見せる。とにかく芝居心たっぷりなシシィで、おウタが多少アレなのは、気にならない感じ。
綱渡りから落下した蘭乃シシィを迎えてくれたのは、彩輝トート。2006年初舞台の蘭乃と、2005年に退団した彩輝は、まったくかぶっていないが、同じ月組の先輩後輩でもあるんだな。
謁見の場面まで、初風がフランツを務める。リヒテンシュタインは、芽吹幸奈。ここも17日とは逆のキャスト。
バートイシュルから、北翔海莉がフランツ役。
すべての不幸から、マックスが悠真倫に。蘭乃北翔は、「暁のローマ」(東京)でギリ共演している関係か…。初組子と、既にオクタヴィアヌスの大役を演じているスターの関係ではあるけど。
「最後のダンス」は、彩輝が歌った。ショートヘアをラフに立ち上げて、ラメで仕上げたロックスターのようないで立ちで、ハスキーな声がかっこいい。
翌朝から、エリザベートは、白羽ゆりに。彼女が助けを求めるフランツは彩吹真央
白羽のシシィは、年齢を重ねた分、たおやかさが増しているが、「私だけに」の歌唱は、気迫がすごかった。高音も見事で、姫役者健在[かわいい]だな~と再認識。
ハンガリーで闇を広げるトート閣下は、麻路。カフェからミルクまで、麻路を中心に熱く進む舞台。
そして、扉の前に佇むフランツは、和央ようか。バツグンのスタイルと長髪が美しい。「小さな子を鞭で打つの」と聞いた瞬間、安心したように「しきたりだ」と歌う姿に、フランツもそうして育ったのね…と同情してしまうような、細かい演技。現役の時もそうだったのかな。なにしろ、あの東京公演は、チケ難で、一度しか観ていない。
一幕ラストは、麻路トート、白羽シシィ、和央フランツで終わる。コンサートだが、見た目も美しい。


エリザベートガラコン.jpg


休憩中に、外の景色を撮ってみた。
風景は、緊急事態宣言など知らぬげに、どこまでも美しい夕焼け。渋谷の街は、美しく躍動しているように見える。


ACT2のルキーニは、湖月わたる。スタイル抜群で、動きも声も現役そのまま。ふだんは女優さんなのに…なにか、違うスイッチが存在しているのだろうか。
ハンガリーでの戴冠式。ここから、エリザベートは大鳥れい。「私が踊る時」から、トートは、姿月あさとへ。
「ママどこ」を歌う子ルドは、月影瞳。とうこさんも素晴らしかったけど、ぐんちゃんの子ルドも透明な美しい声。
そしてゾフィーは純矢ちとせに。マダム・ヴォルフは、嘉月絵理湖月とは、同期生だ[exclamation×2]平成元年初舞台生の二人が、令和三年に「マダム・ヴォルフのコレクション」をデュエットするって、なんかすごい胸アツ[揺れるハート]
体操の間から、リヒテンシュタインは、紫城るい。ドクトル・ゼーブルガー、実はトート閣下は、彩輝が再登板。
「いつになったら…」の子ルドは、望月理世、フランツは霧矢に。
病院に訪問するエリザベートは、白城あやか。ここから、最後までシシィを演じる。
成長したルドルフは、朝海。ルドルフと闇を広げるのは、姿月トート。伝説の98年宙組の、それも大劇場公演だけの「闇・広」再現。私は東京公演しか観ていないので、20数年めにして初めての姿月&朝海ペアだった。いいものを見た[黒ハート]
ツェップスたちのところへ行くところで、ルドルフは、大空ゆうひへ。


[るんるん]ハプスブルクの崩壊防ぐため[るんるん]と高音で歌い始めるこの場面が好きなので、ちょっと嬉しい。セリフもあるし。ゆうひさんのセリフ、噛みしめてみる。
自然だけど、ちゃんと男性がしゃべってるように聞こえる。素敵だな、あらためて、声好きだ[黒ハート]


ここに、白城エリザが帰ってくるのだけど、それを迎えるのは、えまおゆうのルドルフ。
そして、トートも麻路へ。
「夜のボート」では、稔幸がフランツ。ここから最後まで、星組トリオがコンサートを動かす。


ちなみに、ゆうひさんは、「すべての証言」にも登場してくれた。ここで子ルドは、初嶺まよが歌っていた。
ゆうひさんの出演は、大阪・東京で全5回。すべて観ることは叶わなかったが、自分的には、堪能できたと思っている。30周年も無事開催されますように。それまでに、また1回くらいは宝塚でも上演されるんだろうな。さて、どこの組だろう[exclamation&question]


そうそう、これがアニヴァーサリー版の最終公演だったため、ゆうひさん含め、8名の出演者が千穐楽を迎えた。特別に、8名からのご挨拶も聞くことができ、満足。ゆうひさんは、またまた、きりやんとお隣同士で、若干、距離が近めになっている辺り、今回も、とても可愛かったです。ご挨拶も、突然振られたわりに整っていて、さすが…と思った。(外部の時はわりとぐずぐずなのに…)


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msy

本当に本当にお久しぶりです。
覚えてもらっているでしょうか?

ひとつ気になったので出て来てしまいました。
みっちゃんと、蘭ちゃんて、花組公演の本役同士では?
by msy (2021-05-02 19:29) 

夜野愉美

msyさま
お久しぶりです。まだ読んでいただけていて、本当に嬉しいです。
久々のコメントもありがとうございます。
本当にそうですよね、本役同士。すっかり忘れていました。そして、まだ記憶がよみがえりません。
単体では思い出せるのですが、みっちゃんとらんちゃんがデュエットした当時の記憶がまったく出てこない…(笑)勝手に新鮮なコンビでした。
今後もなにか気づいたことがありましたら、また教えていただけると嬉しく思います。
by 夜野愉美 (2021-05-05 20:13) 

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