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石垣山城 [┣続百名城]

小田原城が楽しすぎて行けなかったかき氷のお店にリベンジしてきました[exclamation]


石垣山城ー1.jpg


東海道線の早川駅(小田原のひとつ先)で下車、徒歩10分くらいかな[exclamation&question]
小田原漁港近くの「ひととせの雪」さんに行ってまいりました。
30分くらい炎天下で並んだ後、入店。超人気店なんですね~[るんるん]


私が頼んだのは「みかん」。
この日は、熊本県産のデコポンを使用しているそうで。


石垣山城ー2.jpgご覧のように、果物を凍らせてかき氷にしているのです[exclamation]


本物の果物なので、甘味だけでなく酸味もある[exclamation×2]
それが爽やかで、さくさく食べ進められたし、かき氷にありがちな、頭がキーンとすることが一切ない[exclamation]
超マイルドで、頼んだのは「Mサイズ」だったけど、「L」で全然よかった…[バッド(下向き矢印)]
酸味に疲れてきたら、左隅に写っているシロップを少したらすと、酸味が消えて甘味だけになり、またおいしい。
シロップをちょっとずつたらすことで、元のデコポンだけの味と交互に味わえて、至福でした~[るんるん]
一緒に行った友人は、「メロン」を注文したのだけど、こちらは、練乳がけでも味わえる。
梅昆布茶を一緒に出してくれるのも、ピッタリで、人気店な理由がよくわかった。


待っている間に12時を回ってしまったので、まず腹ごしらえをしてから、駅に戻り、タクシーで石垣山城へ。
タクシーだと早川駅から10分弱でした。駅前にタクシーはいなくて、迎車になってしまうけれど、それでも1200円程度。歩くと50分ほどかかるし、山道なので、タクシーはおすすめです。


石垣山城ー3.jpg石垣山城の駐車場でタクシーを降りて、まずは、続百名城のスタンプを押し、登城開始。
“石垣山城”という名前に、サンダル履きの友人はビビッていたが、サンダルでも問題ないルート。
こんな風に、大きな石がゴロゴロしているだけで、なにか尊い感じがしてワクワクする石垣好き。一人でテンションが上がり、かなり変なヒトでした(笑)


石垣山城ー4.jpgはい、石垣です。
なんか、石が崩れてるんじゃね[exclamation&question]とお思いのアナタ、この崩落は、関東大震災によるものだそうですよ[exclamation×2]
関東大震災から、もうすぐ100年になるが、あらためて、すごい地震だったんだな~と感じた。(犠牲者が多かったため、東京近辺の地震のような印象があるが、実は、一番揺れたのは、小田原だったらしい。)


石垣山城ー5.jpg関東の城で石垣造りの城は少ないので、石垣好きとしては、わくわくもでかい(笑)
豊臣秀吉によって造られた石垣山城は、石垣のプロ、穴太衆(あのうしゅう)を関西から呼び寄せて、わずか80日で完成。しかも、完成と同時に周囲の木を伐りはらって、一夜にして巨大な城ができたかのように見せ、北条側の士気を削いだと言われている。


石垣は野面積で、穴太衆の技術力の高さを十分に堪能できた。
さて、関東に石垣の城が少ない理由のひとつに、石垣に適する石が産出できない、ということがある。
ところが、小田原は、江戸城の石垣にも使用された“早川石丁場群”を擁するなど、安山岩の宝庫だったりする。北条氏にも石垣の城があるなど、関東の中でも異質の地域なのです。関東屈指の石の宝庫+穴太衆…これが、石垣山城の秘密だったのですね。


石垣山城ー6.jpg


展望台からは小田原の市街と、小田原城がくっきりと見える。


秀吉くん、最高の立地だね、これは。
(写真ではiphoneの望遠最大にしていますが、肉眼でも見ることができます[exclamation]


展望台の上で、小田原城の場所を教えてくれた見知らぬお父さん、ありがとうございます。
(息子さんに向かって一生懸命、説明していたのを聞いて、我々も方向がわかりました。)
もし、誰も説明してくれる人がいなかったら、とりあえず、展望台の正面より、かなり左側の方を見てみましょう。住宅街の中に、うっそうと森があるので、森の辺りを探すと、クッキリと三層の天守が見えてくるはず[exclamation×2]


小田原城は、今回見学した石垣山城もだが、総構9キロを歩いてみたいし、大堀切とか、まだまだ周辺に見どころもたくさんある。
北条氏時代の小田原城は、土塁を積み上げた関東らしい城なので、その遺構が残っている場所は、現在の小田原城とは別の魅力があると思っている。
この風景を見ながら、近いうちの再訪を心に誓う。(かき氷もセットで[exclamation×2]


石垣山城ー7.jpgなんか、絵葉書みたいですが、ごく普通にiphoneで撮影したものです。


ここから見える相模湾には、加藤嘉明、脇坂安治らの水軍がひしめいていたらしい。本気出した秀吉、怖すぎる…[バッド(下向き矢印)]


石垣山城ー8.jpg天守台跡は、少し奥まった場所にある。物見櫓としての機能もある天守を、こんなに奥まった場所に作るだろうか[exclamation&question]と、以前訪れた時には思ったが、「石垣山城の目的は、見るより見られることにある」と考えれば、少しでも小高い場所に作るという考え方もありかな。


ここから南曲輪に降りる。
石垣山城ー9.jpgちょっと小さめの曲輪からは、プライベートビーチのように海が見える。
この景色を見た時、なんか自分が茶々(淀君)になったような気分になり。
「ふっふっふ、これが権力か」
とつぶやいてしまい、友人に気持ち悪がられた。


石垣山城ー10.jpg最後にもう一度石垣。
大満足の石垣山城でした。


(余談)タクシーを呼んだ時、「石垣山城」と言ったら、「あ、ヨロイヅカファーム[exclamation&question]」と聞かれ、えーと、なんか、鎧でも展示されてるのかしら[exclamation&question]と思ったのですが、実は、一夜城駐車場に、一夜城ヨロイヅカファームという施設があるんですね。初めて知った[あせあせ(飛び散る汗)]
しかも、ヨロイヅカは、鎧塚俊彦さんのことだったんですね。


すごいパティシエだというのは知っていたけど、ものすごい実業家なんですね…びっくり[あせあせ(飛び散る汗)]
一夜城には、畑・地産地消レストラン・パティスリー・ブーランジェリー・直売所があるそうです。
ちょっと見てこようか…と思ったら、巡回バスが来てしまったので、それはまた次回にしたいと思います。


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