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「囚われのパルマ」観劇 [┣2.5次元系舞台]

舞台
「囚われのパルマー失われた記憶ー」


原作:株式会社カプコン
脚色・演出:カニリカ
演出補:稲葉賀恵
演出助手:谷こころ
舞台監督:臼田典生
舞台監督補:大熊雅美
照明:原口敏也、酒井明
音響:佐藤日出夫、森慎吾
美術:乘峯雅寛
衣裳:加藤佑里恵(藤衣裳)、前野里佳(藤衣裳)
ヘアメイク:青山亜耶
制作:竹田梨乃、久保雄司、宮田真由


原作監修:白鳥有葵(カプコン)
企画協力:北原隆(カプコン)、杉澤敬乃(カプコン)、実田千聖(カプコン)
プロデューサー:小林裕(テレビ朝日)、安藤岳(東映ビデオ)、芝野裕仁(イープラス)、竹澤寿之(キョードーファクトリー)、東川真之(SANETTY Produce)
アシスタントプロデューサー:保村幸子(テレビ朝日)、戸花美保子(東映ビデオ)
製作:舞台『囚われのパルマ』製作委員会


主演の太田基裕目当てで、ゲーム全く知らない状態で、観劇してきました[黒ハート]
ともちん(悠未ひろ)が男役してる…[わーい(嬉しい顔)]しかも、違和感がない…[わーい(嬉しい顔)]というところから、舞台はスタートした。


「囚われのパルマ」は、女子向けのゲーム…なのかな[exclamation&question]
劇場でもらったゲームのチラシによれば、記憶を失くし、孤島の収容施設にいる青年に対してプレイヤーは、「相談員」として面会し、彼の心を開き、やがて恋愛パートへ…というようなゲームらしい。青年は二人いて、この作品では、そのうち“ハルト”という名の青年の、ここに収容されるまでの物語を舞台化している。
ゲームをそのまま舞台化するのではなく、ゲームに至るまでの物語を2.5次元風に舞台化して、ラストシーンがゲームのファーストシーンに繋がる…という意味のコラボ作品なんだな…と理解した。


舞台はシーハイブ医療センター。ハルト(太田基裕)は、ここの優秀な研究員。物語は、このシーハイブに新しいメンバーが入所するところから始まる。それまで、チームは、所長政木(石橋徹郎)のもと、リーダーの久保田(村上幸平)、ハルトへのライバル意識が高い山辺(清水一希)、チャラい島本()、そして研究員歴は長いものの、あまり尊敬されていない郷田(山岸拓生)というメンバーが、内心はともかく、表面上はそれなりのチームワークで日々の仕事をこなしていた。
そこへ、若い女性研究員、篠木文乃(前島亜美)がメンバーに加わったこと、新薬プロジェクトのリーダーにハルトが指名されたことで、少しずつ彼らの関係に亀裂が入っていく。
物語は、現在起こっている新薬開発に関する政木所長の強引なやり方と、戸惑いながらも正しい開発を求めて努力するハルト、どうやら政治家の八木沼(間慎太郎)と関係があるらしい篠木、黒ずくめの格好で様子をうかがう狩谷(悠未ひろ)…そんなサスペンス要素も盛り込みつつ、一方で、ハルトの亡くなった両親(青地洋・愛純もえり)と政木所長の物語も、途中なんども挟みこまれる。
どうやら、所長は、ハルトの母に横恋慕していたようで、その思いが強すぎて、二人を死に追いやってしまったようなのだ。(表向きは雨の日の車のスリップ)


ハルトは、既に販売されているゲームのキャラクターということで、髪形やカラコンなど、2.5な雰囲気。ハルトの危うい存在感を太田が見事に表現していた。脱いだらすごい(by刀剣乱舞)太田だが、脱がないと、すごく華奢に見える。
ストーリーも面白かったが、太田が繊細に役に向き合っていたから、静かな感動を得られたんじゃないかな…と思った。
また、元宝塚の面々が出演していることも、嬉しい公演だった。ともちん、男性に混じっても、全然男性役、いけるわ~[黒ハート]


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