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大空祐飛 Live MojiCA [┣大空祐飛]

大空祐飛 Live MojiCA

構成・演出・脚本:北條馨梨

音楽:北條馨梨、竹内大輔、楯直己

映像:FBC Inc.
音響:長戸哲夫(株式会社大阪音響通信研究所)
照明:木下泰男(株式会社ブリックス)
舞台監督:沖崎太郎(STUDIO 猫の手)
衣装:西原理恵
デザイン:前田優子
制作:平野華子、RUI(ゴールデンバード株式会社)
協力:イデア・ミュージックデザイン、Natsu(Collage)

企画:エイベックス・ヴァンガード
製作:ゴールデンバード株式会社
制作協力:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
後援:エイベックス・グループ
主催:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ(東京公演)、ミューベンツ・ジャパン(大阪公演)

祐飛さんの初「ライブ」[exclamation×2]

とはいえ、昨年の夏行った公演はたしか…TALK&LIVEだったような…(笑)

今回のテーマは、トークじゃなくて、「文字」。今回は、文字と音楽の融合を目指して、祐飛さんが新たなステージを創り上げました[黒ハート]

まずスクリーン上に、さまざまな文字や人物の写真が出てくる。いろいろな言語。ゲーテの「もっと光を」だったり、漢詩だったり…そして、写真は、アインシュタインとかマリリン・モンローとか…そこに、言葉と音楽の力についてのメッセージが浮かび、やがて、音楽は、“MojiCAのテーマ”を力強く奏でる。

そして、祐飛さんが登場。「ようこそMojiCAへ」と言ってライブが始まる。

祐飛さんは、髪をアップにして、ポニーテールのような付け毛を垂らしている。衣装は、黒のワンピース。前側に金のジッパーがついていて、後ろを向くと、背中側は黒×金。スカート部分がアシンメトリーになっていて、短いところはひざ下くらいの丈かな。そこにヒールのほとんどないショートブーツを合わせている。

まずは、ジャズのスタンダード3曲を立て続けに。

『My Favorite Things』
今から15年前、祐飛さんが初めて開催したディナーショーでもこの曲は歌われた。その時は、祐飛さんが本当に好きなものを織り込んだ日本語詞だったが、今回は、すべて英語で歌われた。
ぶっちゃけ、3日間の公演で、一番変化のあった曲は、これだった。
初日のどうしよう感は、しばらくトラウマになるかも[あせあせ(飛び散る汗)]
それくらい、祐飛さんも緊張していたのかな[たらーっ(汗)]
二日目、突然、英語の歌詞がクリアに聞き取れる[ひらめき]一応英文科卒だけど、ネイティブさんと会話なんて無理レベルの私なので、英語歌詞が聞き取れるってすごいことなのだ[exclamation×2]
そして最終日、なんか、はじめて、この曲で感動した[ぴかぴか(新しい)]15年前の初DSからずっと歌ってる曲ではじめて、ってなんだよ[exclamation&question]って思うけど、テクニックとして、少しずつだけど、ちゃんと前進してる[ぴかぴか(新しい)]失敗もちゃんと糧にしてるってわかった[ひらめき]つまり、東京の2日間も自分では満足してなかった、ちゃんと客観的にわかってるんだな、と思えた。
こうなったら、もう、毎回歌ってほしい曲。どこまで進化するか、見届けたい[るんるん]

『You'd Be So Nice To Come Home To』
これは、「La Vie」でも歌っていたので、最近、お気に入りなのかもしれない。
この曲を歌う祐飛さんは、女性らしい色気と、もと男役らしい攻めっぷりが同居している感じ。だから、いい選曲[黒ハート]だと思う。
初日は、この曲を含む冒頭のジャズ三曲の歌唱がかなりあやしくて、(もちろん、そこからちゃんと持ち直したのだけど)、そんな祐飛さんを見ながら、実は、不謹慎な思いにとらわれておりました[キスマーク]
音が思い通りじゃなくて焦っている風な祐飛さんが、間奏を聴いている表情や、全身から醸し出す空気感が、めちゃエロティック[いい気分(温泉)]
インストで、私を導いてほしい、もっとノセてほしい、みたいな…性急さ、というのでしょうか…[ハートたち(複数ハート)]
(すみません、すみません、石を投げないでください[あせあせ(飛び散る汗)]
翌日はだいぶ落ち着いて、そしたら、今度は、「私、一人でも、勝手にノるから、好きにさせて[キスマーク]」みたいな表情で、それが、孤高のセクシーさ[ひらめき]みたいな気がして。ま、どっちにしても色っぽい祐飛さんが堪能できました[キスマーク]
あと、「あなたがほしい」っていう歌詞が、なんともセクシーで、好きでした[揺れるハート]

『You And The Night And The Music』
前2曲に比べて、低い音域で勝負していた曲。あと、テンポも速い。
この曲も、回によって、歌い方に差があったような気がする。
驚いたのは、大阪にきて、唸りが入ったこと。都はるみさんの[るんるん]あんこ~[るんるん]みたいなアレ。これ、使えたら、すごい武器になるぞ[exclamation]と思った。
ぜひ、これからも歌い続けて、唸りも磨いてほしい[黒ハート]
あと、日を追うにつれ、どんどん力強くなっていったのが、印象的だった。

ここで、あらためてご挨拶と、バンドメンバーの紹介もしてたかな。なので、この記事でも、ここでバンドメンバーを記載する。

ピアノ:竹内大輔
バンドネオン:小川紀美代
パーカッション:楯直己
ドラム:創生(公演プログラムでは、木村創生と記載されているけど、祐飛さんは「そうき[exclamation]」とだけ紹介していました。)
ベース:森田晃平(全編ウッドベースを使ってました[exclamation×2]祐飛さん、ウッドベース好きよね[わーい(嬉しい顔)]
ギター:後藤郁夫

次のコーナーは、「MojiCA」(=文字と音楽の融合といった意味の造語)らしいチャレンジの見られるコーナー。

『あしながのサルヴァドール』
インディーズ時代からEGO-WRAPPIN'ファンの祐飛さん。
ここでは、ただ歌うのではなくて、歌詞とは違う“ことば”を歌の前に織り交ぜたり、祐飛さんが撮影した写真をモノクロにしてスクリーンに投影したり、そこにも“ことば”を投影したり、すごく実験的で面白い[ひらめき]
そして、EGO-WRAPPIN'の音楽は、そういう想像力を刺激するものなんだなぁ~[黒ハート]

祐飛さんは作詞をしない。詩も書かない。こういう場で出てくる「言葉」はすべて他人発信のものだ。
でもアイデアは出す。出たものをチェックもする。ダメ出しもする。だから、ここで出てきた言葉は、祐飛さんの言葉以上に、祐飛さんの言葉だったりする。
なんか、ね、なかなかこういう風に綴れないよね、という言葉たちが、心地よい。
クレジットのついていない写真も語りだすようで、そこにまたポツンと“ことば”が載ってくるのが、アナザーワールド感いっぱいで、私もどこかにトリップするような感覚を味わった。

しかし…難しい曲だなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
EGO-WRAPPIN'ファンの祐飛さんは、こまかいニュアンスを大事に歌っていたが、アンニュイすぎて、時々音程まで、袋小路に迷い込んだりして…[わーい(嬉しい顔)]でも、千秋楽は、祐飛さんらしい『あしなが』ワールドが出来たように思った[黒ハート]


『花鳥燈華』
今回CDになった「花鳥燈華」は、音楽的には祐飛さんの一番使い慣れた低音域を使った、コード進行こそマイナーだけど、とても力強い歌。
私の中のイメージは「宙船」なのね。
でも祐飛さんは、大都会のビルの間を入ったら、別世界にまよいこんだような、ファンタジーの世界、だとMCで言っていた。
なるほどね、どこか、異次元つか異空間な雰囲気なのかな。
ただ、せっかく、哲学的な歌詞なのに、文語的だから、音だけで聞いていると意味がわかりづらいかも…と思っていたら、2日目から、字幕が出ました[exclamation×2]そういう臨機応変なところに、あったかいスタッフに囲まれてることを強く感じた。
てか、やっぱり、この音域、使わないのは、もったいない[黒ハート]
そうそう、千秋楽で、祐飛さん、最後の「●●までも変わらず●が忘れ行けど」三連発の部分で、歌詞がごっちゃになってしまったのだけど、その場面に出くわすまで、字幕出すと、歌詞間違えた時にヤバい[あせあせ(飛び散る汗)]ということに全く思いを致しておりませんでした[exclamation×2]
それくらい、この歌詞が祐飛さんにピッタリ嵌まっていたと思う。

(続きは別記事で)

“今日は何の日”
【9月14日】
津田梅子が女子英学塾(現在の津田塾大学)を開校(1900=明治33年)。


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コメント 2

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こちらの公演、制作に劇団メリーゴーランドさんがいらっしゃって驚きました。
by お名前(必須) (2016-10-05 16:47) 

夜野愉美

お名前、わかりませんが、コメントありがとうございます。
劇団…というよりは、そのお一人である平野さんが制作に入っていましたね。間近に祐飛さんを見て、新たな発見をされていたら、素敵だな、と思います。

by 夜野愉美 (2016-10-05 21:37) 

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